会いに来てくれるろくでなし(AKB48風)をテーマに、ろくでなし子が自身を提供するサービス「ろくでなし子レンタル」、
なぜか続々とご予約いただいております。
当初はこんなろくでもないサービス、誰が利用するんだろう?とわたしが疑問でしたが、
今週は、毎日どなたかとお会いして、楽しいお時間を過ごさせていただいてます。
ろくでなしなのに、ありがたや!
やっぱり、なんでもまず行動するのが一番ですネ!
さて、25日の夜も、すてきな方にお会いしてきましたヨ!
田園都市線沿線にお住まいのHさま。
4月の東京堂書店でのろくでなし子のサイン会にもいらしてくださいました。ありがとうございます!
三軒茶屋にある薫製料理がメインのオシャレなお店に連れていっていただきました。
そこで、ろくでなし子は心底感動してしまいました。
お料理にではありません……いえ、もちろんお料理もおいしかったのですが……
Hさまがタグボートでお買い上げになったろくでなし子のドローイング作品を額縁ごと持ってきてくださって
それを見ながらお話したいと、テーブルの上に置いてくださったのです。
そして、Hさまが拙著単行本「ワイセツって何ですか?」の巻末カラー漫画について
「変り者だと言われてきた僕が、これを読んで救われました。」
と言ってくださったこと。
あの巻末漫画 “これは私の物語” は、わたしが二度目の逮捕拘留直前までペンを入れていた漫画で、
おまけ漫画なのですが、実はいちばん読者に読んでほしい物語でした。
それは、「まんこ」という、忌み嫌われたり崇め奉られたり、いつも特別扱いされてしまう主人公が、名前を得るために冒険にでる物語。
子供の頃から「空気読めない」「変ってる」「変人」とバカにされてきたわたし自身の生きづらさの物語でもありました。
わたしと同じように生きづらい人に読んで欲しかったので、最後のページに
「これはあなたの物語でもあるかもしれません」
と書きました。
主人公がまんこなので、女性読者ならわかってもらえるかな?と思っていましたが
男性の読者が、ご自身の生き様と結びつけて何かを強烈に感じてくださったのは、とてもうれしくありがたことです。
そしてそのことを、amazonレビューにも書いてくださっていたのでした。
20年くらい漫画を描いてきた中で、こんなにうれしかった事はありませんでした。
Hさま、本当にありがとうございます。
Hさまは、まんこちゃんの物語に救われたと言ってくださいましたが
わたしこそHさんに救われましたヨ!
起訴されて裁判係争中、この先どうなるかわからないろくでなしですけれど、
誰かを笑顔にする漫画をもっともっとたくさん描いて、
まんこごときで逮捕されるせちがらい世の中を
笑い飛ばしていきたいなぁ!
Hさま、ありがとうございます!
ろくでなし子をこんなに励ますパワーをお持ちのHさまのことですから
今後もたくさん楽しいことが待ち受けていることでしょう。
Hさまのますますのご活躍をお祈りいたします。
またのご利用、おまちんこしておりますネ☆